打撲・挫傷
衝突や転倒などの強い衝撃によって筋肉や血管が損傷することを打撲(うちみ)といいます。
挫傷(筋挫傷)とは、筋肉や腱(筋肉と骨をつなぐ組織)が衝撃や無理に伸ばされることによって起こるケガであり、軽度のものから筋肉が断裂する重度のものまで症状は様々です。いわゆる「肉離れ」「筋違い」はこれに相当します。
いずれの場合もRICE処置(Rest:安静、Icing:冷却、Compression:圧迫、Elevation:挙上)を始めとして、初期に適切な処置をすることで早期の回復が見込めます。重度の打撲・挫傷は、コンパートメント症候群、異所性骨化、骨化性筋炎などといった合併症を伴う危険性があるため、放置せず整骨院や整形外科にかかりましょう。